※本記事はアフィリエイトプログラムを使用します。
「Jackeryの1000ってどれがいいの?」
「なんか4種類くらいあるけど、どれがいいのかわからない…」
今回は、実際にJackeryを使っている私が、どれがいのかを解説していきます!
先に結論をいうと、Jackeryの1000シリーズは、実は2種類だけ!
Jackeryの1000シリーズは”1000”と”1000New”と”1000plus”と”1000pro”の4種類あったんですが、今は、”1000New”と”1000plus”しかないんです!
この2つから選べばOK!しかもこの2つは性能的にはそこまで変わらないのに、値段が倍ほど違うので正直選ぶなら”New”一択ですよ!しっかり解説していきます!
Jackeryの1000シリーズは、実は2種類しかない
Jackery1000は”New”か”plus”の2種類しかありません。”1000”と”pro”はもう売られていないんです。
↑公式ホームページでも2つしか取り扱いをしていないんです。(amazonや楽天では在庫が売られているだけ)
”1000”は新しく”1000 New”になった。なので”1000”は販売されなくなったんです。”1000”は充電時間が7時間くらいかかるんですが”New”と”plus”は1時間くらい。充電速度も段違いなので”1000”のことはもう忘れてもOK!
”pro”はなぜ無くなったのかというと、バッテリーが”三元系”リチウムバッテリーだったからです。今の主流は”リン酸鉄”リチウムバッテリー。
三元系だと耐火能力が低く200度くらいまでしか耐えません。リン酸鉄だと700度くらい耐えると言われています。”pro”は”三元系”だったため売られなくなったのだと思われます。”New”と”plus”はリン酸鉄リチウムイオンバッテリー。
なので今は、”New”と”plus”の2種類だけ。この2つだけで比較して買うようにしましょう♪
”New”と”plus”の違いがないところ
- 音の大きさ
- 充電の速さ(どちらも1.7時間)
- LEDライトあり
- シガーソケットあり
- パススルー機能あり
- 波形は正弦波
- バッテリーの種類(どちらもリン酸鉄リチウム)
- バッテリー節約モード(充電を85%に抑えてバッテリーを痛みにくくするモードのこと)
- アプリ連携あり
- 50Hz/60Hz
- UPS機能あり
- バッテリー寿命
- 保証期間
- NCM制御装置
- 充電温度、動作温度(0〜45度までなら充電できるよが充電温度。動作温度はマイナス10度〜45度までなら家電製品とか使えるよの温度)
- ソーラーパネル最大接続枚数(どちらも最大4枚まで接続可能)
以上のことは違いが”ない”ので知っておく必要はありません!
ただ一応知ってから買いたい人だけコチラのページを見てください。
違いだけ知りたい!という人は次に進みましょう↓
どれくらい使える?【バッテリー容量の違い】
バッテリー容量は”plus”の方が200Whくらい多いです。(「〇〇Wh」という単位は、Wがワットで、hが時間(1時間あたり)。かんたんにいうと1時間で〇〇ワットの電化製品が使えるよ、ということ。)
ただし容量の違いはキャンプをする人はそこまで気にしなくても大丈夫。なぜかというと、1070Whあればキャンプに十分な容量だからです。
次の表を見てみるとわかります↓
スマホ充電 | 約10〜20Wh |
小型冷蔵庫 | 約30〜60Wh |
テレビ | 約50〜60Wh |
扇風機 | 約50〜60Wh |
電気毛布 | 約50〜90Wh |
小型エアコン | 約100〜350Wh |
大型冷蔵庫(家庭用) | 約400〜800Wh |
電子レンジ | 約900〜1000Wh |
私はキャンプで電子レンジなんて使いません。んなもん焚き火でやるからいいんですから。私はクーラーボックス派なので小型の冷蔵庫も使わない。なのでキャンプ用として考えるならバッテリー容量は1070Whあれば十分なんです。
友人と20人くらいでキャンプすることがありますが、スマホのバッテリー充電をさせてと頼んできたのも3人くらいだったので余裕でした♪
大型冷蔵庫(家庭用)800Whや電子レンジ1000Whをガンガン使うという人であれば、1000シリーズではなく、2000シリーズを買った方がいいですね。200Whくらい多い”plus”でも容量は足らないので。
上の表で、1070Wh以内で十分なバッテリー容量の人は”New”。少しオーバーするかもという人は”plus”を選ぶようにしましょう♪
いっぺんに使える家電の数【Wの違い】
ポータブル電源をキャンプで使うとなると、いろんな家電を一気に使うときがあります。例えばキャンプで車中泊をするなら、スマホの充電をしながら小型エアコンを使ったりと一気に2つ使う場面が出てくるときがあるんです。
そんな時に重要なのが、「定格出力」と「最大出力」です。この違いは↓
- ”New”は定格出力1500W、最大出力3000W
- ”plus”は定格出力2000W、最大出力4000W
「んー…”plus”の方がちょっと良いってこと?」と少しイメージしずらいですよね。具体例↓
・電子レンジ1000W、冷蔵庫1000W、ドライヤー1500W、3つ同時に使うとなると合計が3500なので「定格出力1500W、最大出力3000W」の”New”だと500W足らないので❌。「定格出力2000W、最大出力4000W」の”plus”を選ぶべき✅
・電子レンジ1000W、スマホ充電60W、2つ同時に使うとなると合計が1060Wなので「定格出力1500W、最大出力3000W」の”New”の出力範囲内なので”New”でも”plus”でもどちらでもOK✅
↑自分が同時に使う可能性がある家電を見ると”New”か”plus”のどちらを選べばいいのかわかります。したの表を見てください↓
スマホ充電 | 約10〜20Wh |
小型冷蔵庫 | 約30〜60Wh |
テレビ | 約50〜60Wh |
扇風機 | 約50〜60Wh |
電気毛布 | 約50〜90Wh |
小型エアコン | 約100〜350Wh |
大型冷蔵庫(家庭用) | 約400〜800Wh |
電子レンジ | 約900〜1000Wh |
この表を見て、”同時”に使う家電の”合計”が「定格出力1500W、最大出力3000W」の出力範囲内であれば”New”で十分。「定格出力1500W、最大出力3000W」を超えて「定格出力2000W、最大出力4000W」の出力範囲内であれば”plus”を買うという感じですね♪
よりタフなのはどっち?【耐久性の違い】
耐久性のは、同じです。問い合わせてみたところ↓
「”plus”のグレード9の耐衝撃性は、”New”のIEC9レベルと同じで、IEC 9レベルの耐衝撃性に対応しております。キャンプなどのアウトドアでも安全にご使用いただけます。」とのことでした。
「IEC9って何?」って思いますよね。IEC 9レベルは、20cmの高さから落としても大丈夫かの実験をクリアしている耐久性です。ちゃんと耐久試験をしているポータブル電源も少ないですかね。
車をDIYしてる人だけ気にした方がいい【大きさの違い】
結論をいうと、大きさはあまり変わりません。”plus”の方が全体的に3〜4センチ大きいくらいです。
ほとんどの人が「3〜4センチくらいなら別に気にしなくていっか♪」と思うはずです。気にした方が良い人は”車をDIYしてる、車中泊をよくする”人です。なぜかというと、車にDIYで棚などを作っている人が3〜4センチの違いで棚にスッポリ入らないかもしれないからです。
- 【”New”の大きさ】横32.7cm高さ24.7cm奥行き22.4cm
- 【”plus”の大きさ】横35.6cm高さ28.3cm奥行き26.0cm
”plus”の方が横3cm高さ4cm奥行き4cmくらい大きい。そうなると、車内に2段の棚をDIYで作っていて、下の段に置こうと思っていた人が、入らない…なんてことになるかもしれませんし、奥行きが狭い棚であれば、”plus”を置くとなると、板の奥行きよりもハミでちゃう…なんてことになるかもしれません。
なので車内に置くときに、はみ出たり、入らなかったりすると困る、気になるという人は、この3〜4センチくらいの大きさは気にしておきましょう♪
「普通にキャンプに持って行くだけ♪」「3〜4センチくらいなら全く問題ない!」という人は、気にする必要は全くないです♪選ぶときの大きさを基準にする必要はありませんね♪
単純に軽い方がいいの?【重さの違い】
「軽い方が持ち運びがラクそう…だけど軽いってだけで選ぶわけにも…」と思いますよね…
まず重さの違いを見てみると↓
- 【”New”】10.8kg
- 【”plus”】14.5kg
4キロくらい”plus”の方が重い。”New”は米袋5kgを2個持つ、”plus”は米袋5kgを3個持つといった感じ。そうなると、かなり気持ち的に違いますよね。結論をいうと、重さは気にしなくていい人と気にした方がいい人とパターンが分かれるんです↓
- 気にしないでいい人(キャンプ道具はキャリーワゴンで運んで”いる”)
- 気にした方がいい人(キャンプ道具はキャリーワゴンで運んで”いない”)
キャンプは、いつもキャンプ場でする、キャリーワゴンで荷物を運んでいる、という人は、4キロの差は気にしなくて大丈夫です。なぜかというとキャリーワゴンで運ぶなら重さの違いはそこまで感じないからです。私もいつもはキャリーワゴンで運んでいるのでそこまで重さを感じることがありません。
それにたいしてキャンプは、ガチの森の中でする、道がガタガタで荷物はキャリーワゴンではいつも運ばない、という人は、気にした方がいいですね。上でも書いた通り米袋5kgを3個持つことになるので重いと感じやすい。女性なら少しでも軽い”New”の方がいいですが「旦那に運ばせるから大丈夫w」という人は重さは気にする必要はないですかねw
付属品の違いに違いはある?
付属品は違いがあります↓
- 【”New”】AC充電ケーブル、取扱説明書、保証案内書
- 【”plus”】AC充電ケーブル、取扱説明書、保証案内書、収納ポーチ、車載用充電シガーアダプ夕一
”plus”の方が付属品が2つ多い。収納ポーチと車載用充電アダプターです。収納ポーチは、AC充電ケーブルと車載用充電アダプターを入れるためのポーチで、ポータブル電源本体を入れるカバーケースではないです。
車載用充電アダプターは、何に使うのかというと、車のシガーソケットに挿して”走行充電”ができる線のこと。キャンプ前日に「充電し忘れた…」となっても車で移動中にポータブル電源に充電ができます。
”plus”の方が付属品が2つ多いんですが、この付属品の違いはあまり気にしなくていいですかね。なぜかというと理由は2つ。「ポーチは百均で買えばいいから」と「車載用充電アダプターは充電が遅いから」です。
ポーチはあくまで、充電用のケーブルを入れるポーチですから、百均で代用できます。
車載用充電アダプターは、車で充電できるといっても、満充電になるまで約12時間かかるんです。↓
走行充電している間にキャンプ場に着いてしまいます…。車載用充電アダプターは、あくまで緊急用にあれば助かるかも、というくらいなので、絶対にあったほうがいいというわけでもありません。
もし後で欲しいとなっても別売で買うことができます。(実物を見てみる)
「そもそも車にシガーソケットないや…」という人もいるとは思います。収納ポーチと車載用充電アダプターと、付属品の多さでどっちを選ぶ基準にする必要はありません。
キャンプだけじゃなく災害用にもと考えてる人は重要【拡張できるかの違い】
キャンプ”だけ”でなく”災害時”(停電など)のとき用にも、と思っている人は、「拡張できるかどうか」は重要です。結論をいうと、災害時用にもと思っている人は、”plus”を選ぶべきです。なぜかというと、”plus”は拡張できるからです。(”New”はバッテリー容量を拡張できません)
そもそも「拡張」とはどういうことかというと「バッテリー容量を追加できるかどうか」です。(別でバッテリーを買って本体に繋げることで増量できる機能)
なぜ拡張が必要になるのかというと、家の一般家電を使うとなると、バッテリー容量が足らないからです。
家庭用の一般的な冷蔵庫は400〜800Whです。もし自分の冷蔵庫が500Whだったとすると、容量の多い方である”plus”でも1264Whなため2時間半くらいしか電力が持ちません。そうなると冷蔵庫の中の食品がダメになってしまいます…
そこで登場するのが、「拡張機能」です。バッテリーを追加することで、容量をアップすることができるんです。最大3台まで拡張できるので、本体1264Whにプラス3台拡張して5056Whまで増量できます。
”New”は拡張できないため、後で追加することができない…
なので、キャンプだけでなく災害時(停電時)用にも買おうと思っている人は”plus”を買うようにしましょう♪
いっぱい挿せる?【コンセント、タイプC、タイプAの数の違い】
1000”New” | 1000”plus” | |
コンセントの数 | 3個 | 3個 |
USB-タイプA | 1個 | 2個 |
USB-タイプC | 2個 | 2個 |
違いは、USB-タイプAの数だけ違います。”New”が1個で、”plus”が2個。”plus”の方が1つ多いだけです。
コンセントの数は両方とも3個、タイプCは両方とも2個です。
そこまで値段の高い”plus”の方が、めちゃくちゃ多く挿せる!というわけではないので、差し込み口の多さはそこまで選ぶ基準にしなくて大丈夫です♪
値段の違い
1000”New” | 1000”plus” | |
定価 | 定価139,800円 | 定価168,000円 |
amazonクーポン適用時 | 76,890円(45%OFF時) | 134,400円(20%OFF時) |
amazonでセール中であれば”New”の方がほぼ半額です。ただし他の違いも踏まえてから買った方がいいので次でまとめます↓
まとめ
- バッテリー容量は”plus”の方が200Whくらい多い
- ”同時”に使う家電の”合計”が「定格出力1500W、最大出力3000W」の出力範囲内であれば”New”で十分。「定格出力1500W、最大出力3000W」を超えて「定格出力2000W、最大出力4000W」の出力範囲内であれば”plus”を買う
- ”plus”の方が全体的に3〜4センチ大きい(車内泊をよくする人は気にした方がいい。詳細は上で解説)
- 4キロくらい”plus”の方が重い(キャンプは、いつもキャンプ場でする、キャリーワゴンで荷物を運んでいる、という人は、4キロの差は気にしなくて大丈夫。キャンプは、ガチの森の中でする、道がガタガタで荷物はキャリーワゴンではいつも運ばない、という人は、気にした方がいい)
- ”plus”の方が付属品が2つ多い。収納ポーチと車載用充電アダプター
- キャンプだけでなく災害時(停電時)用にも買おうと思っている人は”plus”を買う(”New”はバッテリーを拡張できないから)
- コンセント、タイプC、タイプAの数の違いは、USB-タイプAの数だけ違う。”New”が1個で、”plus”が2個。”plus”の方が1つ多いだけ。コンセントの数は両方とも3個。タイプCは両方とも2個
この中でも1番の違いは、拡張できるかどうかだけ。”plus”はそこだけがメリットですかね。他の「大きさ」や「出力」も違いがあるといってもどちらも十分すぎるくらい。価格がほぼ半額ということもあるので”New”の方が圧倒的におすすめですかね♪では!