本記事はアフィリエイトプログラムを使用します。
「makitaのBO3710が欲しい!」
「でも買う前に色々知ってから買いたい…」
今回は家具職人歴15年でBO3710は3台持っています♪もう10年以上使っているので色々レビューしていきます!
先にちょろっと言っておくと、
・超頑丈設計(10年以上使ってる)
・研磨力問題なし
・手が疲れにくいさすがのmakita設計などなど
正直他の電動サンダーを買ったこともありますが、やはりmakitaは失敗しません!買い足して3台になりますが、3台とも現役で使っています(やすりの番手を付け替えるのが面倒なので120番、150番、180番をそれぞれつけて時間短縮するため)
makitaの電動工具の中でも10,000円を切る工具はなかなかありません!トップメーカーの工具でこの安さは異常です!それでは早速スタート!
研磨力は?
電動サンダーを買ったらちゃんと板の表面を綺麗にしてくれるか心配になりますよね…
そこで重要になることが研磨力。
結論を言うと研磨力は素晴らしいです。手でやすりがけする時と比べると100倍違うと言ってもいいでしょう。
なぜかというとmakitaのBO3710は毎分11000回転するからです!
スイッチをONにすると震えてくれるんですが、実はこれ、震えているのではなく超高速で回転しているんです♪
↑実際に黒の塗装をしたものを電動サンダーでやってみると、すぐに黒の塗装を剥がせることができました♪
実は電動サンダーでは深くは削れないと言う口コミはあります。実際BO3710も「深く削れない」という口コミはありました。
ですが根本が違います。電動サンダーは表面を綺麗にする工具なんです。削る工具ではなく”高速にやすりがけ”(高速に表面を綺麗にする)工具なので深くは削れません。考え方がそもそも違うんです。
電動サンダーで深く削れるサンダーはありません。それはまた別の工具になります。 なので研磨力を心配になる必要はありません♪BO3710で十分すぎるくらいの研磨力です♪実際に私も3台持ちで使っていますが、全く問題ありません♪
集塵能力(しゅうじんのうりょく)
集塵(しゅうじん)能力とは、削った木の粉を掃除機のように吸ってくれる能力のことです。
BO3710は集塵能力が高いです♪
なぜ集塵能力が高いのかというと、粉を吸う部分が横にもあるからです♪
他の電動サンダーは、ペーパーの部分に穴が開いていて、上の画像の矢印部分からしか吸うことができません。
ですがmakitaのBO3710は、本体横部分にも集塵する穴があるんです↓
↑これにより横からも吸ってくれるので木の粉をいっぱい吸ってくれるんです!
DIYなら部屋の中で作業する人もいるかもしれません。集塵能力が低いと部屋中が粉まみれになりやすい…さすがに困りますよね…
職人さんも集塵機能が低いと、空気中に舞ってしまった木の粉で肺にもよくない…体に悪いんです…
どうしても穴から吸うだけだと、周りに舞う粉を吸うことができません。横にも吸う部分があることで空気中に舞う前に吸い取ってくれるんです♪
この横から吸ってくれるのはmakitaだけ!他の電動サンダーは横からは吸ってくれないんです!
この集塵能力の高さはサンダー選びで非常に重要ですね♪
集塵のゴミは捨てやすい?
集塵のゴミは捨てやすいです。スポッと外して捨てるだけ。カチッと固定する感じではなく押し込んでいるだけ♪スポッと外せるので特にストレスを感じることはありません。
作業中に外れることはない?と不安になる人もいるかもしれませんが、ちゃんと奥に差し込んでいれば作業中に外れることはないですかね〜
音はうるさい?
「音がうるさかったら嫌だな…」
「近所の人に迷惑になるのもちょっと…」と思う人も多いと思います
結論を言うと音はうるさいです。
「えー…こまる」と思う人もいるかもしれませんが、BO3710はまだ静かな方です。
実際の音の大きさをスマホのアプリで調べたところ70デシベルくらい。これは掃除機と同じくらいの音の大きさです。
もちろん掃除機によって音の大きさは変わりますが、大体は掃除機と同じ音の大きさと思っておいて良いです。
他のサンダーと比べてどうかと言うと静かな方。私は昔BOSCHのサンダーを使っていたことがあります。BOSCHのサンダーは本当にうるさかったです…。少し高音の音だったので余計に耳ざわりが悪い音でした。工場内でもうるさいと感じたので、明らかにうるさかったです。
BO3710はブイーーんと高音が”ない”音なので、不快に感じる音ではないです。音の大きさも掃除機の音の大きさと同じくらいなので、DIYなら近隣の人に騒音がきになると言う人も多いはず。そんな人にはうってつけ。工場で働く人なら大型の機械の音に比べたら比較にならないくらい静か。職人さんは木にする必要は全くないです♪
付属品は充実してる?
買ったら早く使いたくなりますよね♪そんな時に「あれ?これって別売?」と別で付属品を買わないといけないとなったらめんどくさいですよね…
BO3710は付属品は充実してます♪
・やすり60番、120番、240番が各2枚ずつ
・集塵ダストバック
わざわざ別でやすりを買いに行かなくてもいいのでBO3710を買ったらすぐに使うことができます♪
他のネット情報では、別売のパンチプレートが入っていないとのことですが、これは必要ないと断言できます。なぜかというと、穴あけパンチプレートはデメリットもあるからです。
穴を開けるのはなぜかというと集塵をするためなんですが、実はこれ結構デメリットがあります。なぜかと言うと、理由は2つあります
・穴を開けなくても集塵してくれるから
(BO3710は横部分にも集塵してくれるところがある。これによって木の粉は吸ってくれるのでそこまで問題ではないんです。)
・二つ目穴あけによって木の表面が傷だらけになってしまうから
(パンチプレートは無理やり押し付けてやすりに穴を開けます。これは無理やりペーパーを押し破っている状態。これだと、押し潰した部分の破れたやすりが表面に擦れてしまって、表面を綺麗にするどころか傷をつけてしまうことがあるんです)
以上のことから穴あけペンチプレートは必要ありません。付属品としてはいらないと断言できます。
もし必要と思うのであればあとで別売で買えば良いです。付属品として入っていると私は逆に処分に困ります。穴あけペンチプレートは付属品として入っていなくて全然OK。
なのでヤスリ6枚と集塵ダストバックという付属品は完璧だと思います。
重さはどう?使いやすい?
「重かったりしないかな…」
「手が疲れるのはイヤ…」という人も多いはず。
結論を言うと重さは1.5kg。体感では重すぎず軽すぎないのでちょうどいい重さ。
「1.5kgって結構重くない?」と思うかもしれません。ですがこのくらいの重さのほうがいい理由が2つあります。
・この重さだからこそ使いやすいから
(あまりにも軽すぎると、暴れて使いにくいんです。電動サンダーは高速で震えることで板の表面をやすりがけすることができます。軽すぎると振動で手がめちゃくちゃ疲れるんです。なので1.5kgくらいの重さであれば振動が手に伝わりにくい。なので暴れにくく使いやすいです)
・そもそも板の上に置いて使うものだから
(電動サンダーは持ち上げながら使うわけではないですよね。板の上に置いて使うものです。1.5kgだと持ち上げた状態だと男性でも重く感じます。ですがそもそも持ち上げながら使う電動工具ではないので、重さを感じることはありません。)
以上のことから重さはちょうどよい重さ♪使ってみると感動します。「あ、振動ってこんなもんなものなんだ♪」と重さを感じることなくスッスッとやすりがけできますよ♪
使いやすい?
はっきり言いますが、BO3710はめちゃくちゃ使いやすいです。理由はいくつかあります。
・ちょうどいい重さによる暴れにくさ
・手が疲れにくいゴム設計
・押しやすいスイッチボタン
・ロックの位置も絶妙
一つ目の”ちょうどいい重さによる暴れにくさ”は上で解説したので上の文章を読んでくださいm(_ _)m
2つ目以降を簡単に解説していきます
手が疲れにくいゴム設計
持つところが握りやすいゴム製になっています。黒の部分がゴム製になっているんです。
他の安い電動サンダーはコストカットでプラスチック製の持ち手のものも多い…
私は、冬場に乾燥肌なのでプラスチックだとツルツルめちゃくちゃ滑るんです。そうなると余計にグッと握らないといけません…。そうするとものすごく手が疲れます。やすりがけも、なんか楽しくなくなってくるんですよね…せっかく板が綺麗になっていく楽しい作業のはずなのに…
ゴム製になっているのは、大きく分けると3箇所です
↑これにより両手で使うときはAとCの箇所。ここがちゃんとゴム製になっています♪
↑片手で使う時はBの部分がちゃんとゴム製になっています。どうしても板が小さい時は片手で板を押さえながらBの部分を持ってやすりがけすることになります。なのでこの上部のB部分がゴム製になっているのは非常に重要!
ここがちゃんと考えられているのはさすがmakita。しっかり手を抜いてない設計をしているなと感じます♪
押しやすいスイッチボタン
BO3710のスイッチON OFFはトリガー方式を採用。
「他と何が違うの?」
「トリガータイプのほうがいいの?」と思うかもしれません。
↑他のタイプは、押しボタン方式のものがあります。この押しボタン方式だと、少しやりにくいんです。どうしても持ってからスイッチをオンにしたいといけないため、ひと手間かかってしまうんです。
↑トリガータイプなら握った瞬間に人差し指でONにできます♪
OFFにするときはトリガーから指を離せばいいだけ♪スイッチタイプはOFFにするときももう一方の手でスイッチを押さないといけません。小さな差かもしれませんが、スイッチのONOFFはトリガータイプのほうが絶対おすすめですね♪
トリガーロックの位置も絶妙
トリガーロックとは、スイッチをONにしたままロックできることです。
↑BO3710のようなトリガータイプは、トリガーを押している時はONの状態で震えてくれます。
↑トリガーから指を離すとOFFの状態で振動が止まります。
大きい板をやすりがけする時は、トリガーを押しっぱなしだと手が疲れるんです。そこで登場するのが”トリガーロック”。
↑矢印の黒い丸部分を押せばトリガーを押しっぱなしにしなくても振動したままになってくれるんです♪
前置きが長くなりましたが、このトリガーロックの位置が絶妙。
↑遠すぎず近すぎないので、サッと押せます。
↑他の電動サンダーだと、そもそも突起物のように出ている状態で、結構じゃまになることもあります
↑BO3710だとボタンが突出していないので邪魔にもなりませんし、ボタン部分だけツルッとした表面になっているので、わざわざ視認しなくても指の感覚だけで「あ、ロックボタンここだな」とわかります。
絶妙な位置だけでなく、やすりがけ作業の効率も上がる非常に考えられた設計だと思います♪
やすりは長方形タイプ
「長方形タイプと丸タイプがあるけどメリットってある?」と言う人にメリットを書いておきます↓
長方形タイプのメリット
・ホームセンターでやすりをすぐに調達できる
・やすりがけが速くできる(円型に比べて広い面をやすりがけできる)
・やすりの大きさが多少違う場合でもハサミでカットして使いやすい(円型だと合わないと円形にカットするのは難しい。長方形型の方が長さ分カットすればいいだけなので簡単に大きさを合わせられる)
・コスパがいい(丸型はやすりの裏側がマジックテープ式になるのでどうしてもやすりが高価になりやすい。BO3710はクランプロック式なのでレバーを外してやすりをつけてレバーで押さえつけるので裏面がマジックテープじゃないやすりでも使える。だからやすりが安く買えるのでコスパがいい)
初めてサンダーを買う人は長方形と丸で迷うかもしれません。家具職人は長方形タイプの方が使っている人は多いんです。単純に円型よりも面が広いのでやすりがけスピードが速いからですね♪長方形タイプを選んで全く問題ありません♪
電気代は結構かかる?
「電動サンダーって電気代かかるのかな…」と思う人もいるかもしれません。
電気代は1時間”うごきっぱなし”で約27円くらい。DIYならそこまで1日中使い続けることもないはず。なのでそこまで電気代は気にすることはないですね♪
コードの長さは?
コードの長さは2メートルです。
「2メートルって十分な長さ?」と思う人もいるはず。
結論を言うと少し短いですかね。
「えーーじゃーもうちょっと長いやつ探したほうがいい?」と思うかもしれませんが心配いりません。なぜかというと延長コードを買えばいいからです。コードの長さが足りないからというだけで他の電動をサンダーを探す必要はありません。他の電動サンダーも大体が2メートル前後。
どうしても大きいテーブル(2メートルくらいの長さ)の板を電動サンダーで綺麗にするとなると、長さが足りないということにもなります。ですが延長コードを付ければいいだけ。あまり長すぎると長すぎて邪魔になるだけ。そこまで大きい板をやすりがけしない人には必要ありません。延長コードで足して使えるような2メートルくらいが理想の長さです。なのでBO3710のコード2メートルは必要十分の長さです♪
コードの根本は素晴らしい
BO3710はコードの”根本”が素晴らしいです。
なぜ素晴らしいのかというと故障しにくい設計になっているからです。コードの根本はどうしても負荷がかかりやすい部分。線が折れたりしやすい部分なので断線してしまったりしやすいんです。DIYでも職人さんでも1度、電動工具を買うと故障されると困りますよね…修理に出すのもめんどくさいですし、断線すると感電してしまう可能性もあります。
マキタのBO3710はコードの根本が断線しにくいようにゴム製の太いもので包まれています。これにより、根本を補強してくれているんです。私は3台持ちで10年以上使っているBO3710もありますが、1度も根本が折れたりしていません。むしろ根本部分が心配になったことすらない。それくらいちゃんと補強、設計されているんです。安い電動サンダーだとこの根本の補強がないサンダーもあります。この根本の補強は素晴らしい♪