本記事はアフィリエイトプログラムを使用します
「MTR-42が欲しい!」
「だけど本当に買って大丈夫かな…」
「他の京セラ(旧リョービ)のトリマーはどう??」
今回は家具職人歴15年、京セラ(旧リョービ)のトリマー2個持ちの私が解説します!
結論を言うと、MTR-42は買って大正解です!絶対に後悔しません!
他の京セラのトリマーに比べて性能もいいのに、めちゃくちゃ安い♪
MTR-42はDIY向けながらプロも愛用するトリマーです!
使い始めてから10年経ちますが、ほんと名作トリマーです…ではスタート!
京セラ(旧リョービ)のトリマーは何種類ある?
ATR51、ATRE40、ATRE55、ATRE60V、MTR-42、MTR-41、TRE-40、TRE-60Vの8種類。
MTR-42は、MTR-42Fもあります。ちなみにこの2つは同じ商品。全く同じトリマーです。
MTR-42とMTR-42Fの違いは、”コレットチャックが付いているかどうか”だけ(※メーカーさんに聞いたので間違いありません)
コレットチャックとは、トリマーのビットをつける部分に装着する部品のこと。↓
日本メーカーのビットの軸の直径は6mm。海外のビットの軸の直径は6.35mm。(海外はインチ単位なため。1/4インチが6.35mmになるため6.35mmが存在するということ)
海外メーカーのビットを購入した場合にも対応できるようにコレットチャックがあるんです。
MTR-42Fの”F”をメーカーさんに聞いたんですが、社外秘のため教えれないとのこと。
amazonサイトでは、コレットチャック付きの方が安くなっていますが、他に違いはないそうです。
なのでMTR-42かMTR-42Fの違いが気になっている人は、コレットチャック付きなのに安いMTR-42Fを買って大丈夫です♪
>>MTR-42Fはこちら
なぜMTR-42がオススメなのか
絶大な人気を誇るMTR-42。
「なぜ京セラ(旧リョービ)の中でもズバ抜けて人気なのか」
「他のトリマーじゃなくてMTR-42を選んで大丈夫か」
違いを現役家具職人が解説していきます↓
まず3つに絞られる
まず買うべきトリマーはMTR-42、TRE-60V、ATRE60Vの3つに絞られるんです。
なぜ8種類から3つに絞られるのかというと大きな理由が2つあります。
・微調整機能があるから
・ワンタッチクランプ方式で固定できるから
↓↓
微調整機能を簡単に言うとビットの深さを超微調整できる機能のことです。
京セラ(旧リョービ)のトリマーの最大の売りがこの微調整機能があること。
トリマーのビットを”ほんの少しだけ調整したい。あと0.1mmだけ”という時があります↓
この時に全体を回すことで、微調整がめちゃくちゃやりやすい。
他のトリマーだと、レバーを緩めて、手の感覚で上下させて調整しないといけないんです。↓
これが非常にやりにくい…もちろん慣れればできるようになりますが、微調整機能があれば0.1mm単位も簡単に調整することができるんです。
他のATR51、ATRE40、ATRE55、MTR-41、TRE-40には微調整機能がありません。
京セラ(旧リョービ)の最大の売りである微調整があることが3つに絞った理由のひとつですね。
ワンタッチクランプ方式とは、固定方法のことです。
トリマーはビットの深さを調整した後に、その深さを維持するために全体を固定します。
その時にカチッとワンタッチで固定できる、これがワンタッチクランプ方式↓
他のトリマーはどう固定するのかというと、つまみを回して固定します↓
どうしてもこのやり方だと、手が痛くなりがちですし、固定する時にも少し動いてしまってせっかく深さを決めたのにズレた…なんてことにもあります。
そうならないためにもワンタッチクランプ方式の方がやりやすくズレにくい♪
この固定方法をワンタッチクランプ方式にしているのが3つに絞った理由の2つめになります♪
他の要素で見てみてもMTR-42、TRE-60V、ATRE60Vの3つに絞られることがわかります。
回転数、持ちやすさ、重さで見てみましょう。
【トリマーの1分間の回転数(パワー)】
回転数は、どれも大差はありません。8種類すべて30000回転くらいはするのでパワーの差はありませんね。(上の表参照)
【トリマー本体の持ちやすさ】
持ちやすさは、MTR-42、TRE-60V、ATRE60Vの3つが持ちやすい。(上の表参照)
なぜかというと、凹凸(おうとつ)があるからです。↓
他のトリマーは透明なプラスチックでツルツル滑りやすい。MTR-42、TRE-60V、ATRE60Vの3つはデコボコしているので手や指に引っかかりやすく持ちやすいんです。
滑りやすいということは握る時に余計な力を使いますし、滑ってトリマーを落としてしまうかもしれません。握りやすさからも3つに絞られる理由の一つになりますね♪
【トリマー本体の重さ】
トリマー本体の重さはどれも同じくらい。(上の表参照)差があっても200gくらいなのでそこまで比較の対象にはなりません。
以上のことから、他の要素で見ても3つに絞られることがわかります。
では、3つの比較をしてみましょう↓
3つの比較
ATRE60V、MTR-42、ATRE60Vの3つを比較していきます。
ネットで買う時は、本当に選んで大丈夫か心配ですよね…
この3つの中からMTR-42を他の2つと比較してみましょう↓
値段
MTR-42が1番安い!他の2つとは圧倒的に差をつけて安い…
MTR-42が選ばれる最大の理由がこの値段の安さなんです!
とはいえ、他と機能面など違いを知っておきましょう↓
機能;光で照らすLED
MTR-42、TRE-60V、ATRE60VのうちMTR-42だけLEDがないです。
MTR-42はDIY向け。TRE-60V、ATRE60Vはプロ向けという位置付け
LEDがないですが、暗い場所で作業しない人には関係ありません。
DIYでも、家具職人、大工さんでもそこまで暗い場所でトリマーを使うことはないです。
MTR-42にLEDがないことはそこまで重要なことではないですかね。
パワー
MTR-42、TRE-60V、ATRE60Vの中ではMTR-42が1番パワーあり
MTR-42はDIY向けながら1番なんです。そりゃ売れるわけです…
「1番パワーがあるのに、なんで安いの?!」と思われる人も多いはず。
ちゃんと理由があります。
・ATRE60Vは、回転数を変えれるから
(ATRE60Vは回転数をダイアルを動かすことで変えることができます。回転数を落とすことで音を小さくできるんです。DIYの人は近隣の人に騒音で迷惑はかけたくないはず。こういった回転数を変えることができるのがATRE60Vの強み。ただしATRE60VはMTR-42より10000円くらい高い…。この速度変更機能で高く買うか迷うと思います。ですが、この機能はDIYの人はいらないです。なぜかというと、そもそも木を削る時に大きな音が出るからです。結局、音は大きいんです。なのでこの機能はいらないですかね。家具職人も大工さんもこの機能は、工場や現場で音は出るので気にしなくていいでしょう)
・ATRE60V、TRE-60Vは起動時に反動が小さい設計になっている
(ATRE60V、TRE-60VはスイッチをONにした時に反動が小さい。トリマーは刃が高速回転します。いきなり1分間に約30000回転もするので一瞬だけ手に反動がある。その時に反動が小さいソフトスタート設計になっているんです。これが必要かな…と思う人もいるかもしれませんが、必要ないですかね。なぜかというと、一瞬クッと反動があるくらいだからです。ATRE60V、TRE-60Vはプロ向けという位置付けなので職人さんの手の負担を考えての機能。ですが、一瞬ですし、そこまで反動が大きいわけではないので本当に必要ないです。この機能のためにATRE60V、TRE-60Vは選ばなくて大丈夫。家具工場では女性の職人さんもいますが、MTR-42を問題なく使っています。)
重さ
MTR-42、TRE-60V、ATRE60Vの3つの重さはほぼ変わらないです。
MTR-42が1.1kg。TRE-60Vが1.2kg。ATRE60Vが1.2kg。
ほぼ変わらないですが、MTR-42だけが100gだけ軽い♪
軽い方がもちろん使いやすい。DIYなら女性の人なら軽い方がオススメですし、職人さんでも軽い方が1日トリマーの作業をするときに疲れも多少なり少なくなります。
重さはほぼ変わりませんが少しでも軽いMTR-42がオススメですね♪
付属品
トリマーを買うと、スパナなどの付属品が付いてきます。表にまとめてみました↓
MTR-42、TRE-60V、ATRE60Vの中でMTR-42だけダブテールガイドが付いてない。
タブテールガイドとは、板の角(かど)を丸くアールにする時に使う付属品のこと↓
MTR-42が安い理由の一つがこのタブテールガイドが付いていないこと。公式のサイトで聞いてみたところやはり付いていないとのことでした。
ただ、これは別売で売られているので”必要なら買う”といいと思います。
なぜかというと、
DIYの人なら丸くする予定ができた時に別で買えばいいですし、
職人の人なら加工は大型の機械で加工する(そもそもトリマーで角を丸くしない)可能性が高いからです。
MTR-42は約10000円くらい(セール時)、タブテールガイドは別売で2000くらい。
タブテールガイドを別で買っても、他のTRE-60V、ATRE60Vよりも安いんです。
必要なら別で買えばOKなので、タブテールガイドが付いていないMTR-42を選んでOKです♪
まとめ
今回は、MTR-42がなぜ人気なのか、京セラ(旧リョービ)のトリマーの中でもMTR-42を選んで大丈夫かを解説してきました。
間違いなくMTR-42を選んで大丈夫です。断言できます。
MTR-42はDIY向けという位置付けですが、
家具工場でプロも使っているので機能性もパワーも十分!
プロもDIYの人も失敗しない買い物です!セール期間中かもしれないのでお早めに!