※本記事はアフィリエイトプログラムを使用します。
「木クズのせいで掃除機って壊れるの?」
「DIY用に使おうと思ってる…。だけど家の掃除機を使ったら壊れたらイヤ…」と不安な人へ。
今回は家具職人歴15年の私が、木クズで掃除機が壊れるのかどうか解説します。
結論をいうと、木クズで掃除機は壊れません!DIYならまずありえないですかね。
もちろん100%というわけではないので、こういった場合は壊れるかもしれないという場合を解説していきます♪ではスタート!
木クズで掃除機は壊れない
木くずで掃除機は壊れません。なぜかというと、木クズは数ミリくらいの大きさのゴミだからです。
木くずによって掃除機が壊れるというのは、誤解です。人によって「木クズ」というゴミの種類のなかに”塵(ちり)”状、または”粉状”のゴミを含めて言っている人がいるんです。
その粉状のゴミによって掃除機の機械内部に入り込むことで掃除機が壊れると言っている人がいる。
DIYなどで出るゴミの中に”粉状”のゴミが出ることはまずありません。粉状のゴミが出る材料はMDFと呼ばれる木の粉を集めて固めた板材です。これをカットすると粉状のゴミが出ます。DIYではMDFをカットする機会はまずありません。なので掃除機が壊れる心配はありません。
掃除機の種類
掃除機の種類によって壊れやすいか、壊れにくいかはあります。(ただそこまで気にしなくても良い)
掃除機の種類とは、サイクロンタイプかサイクロンでは”ない”タイプかです。壊れにくいのはサイクロンタイプの方が壊れにくいです。なぜかというと掃除機に負担をかけにくいからです。
サイクロンタイプは空気を遠心力で回転させることで、ゴミをダストカップ(ダイソンで言うと透明なゴミが入る部分)の外側にすることで、真ん中に空気の通り道を作るんです。空気の通り道ができるので掃除機自体に負担をかけません。
それに対して、サイクロンでは”ない”タイプ、特に紙パックタイプの掃除機だと紙パック内にゴミが溜まると必死に吸おうとして機械(モーター部分)に熱を帯びてしまいます。だから掃除機自体に良くないんです。
特にDIYだと木クズなどのゴミは大量に出るので負担をかけやすい。なのでサイクロンタイプの掃除機であれば壊れにくいです。サイクロンではないタイプを持っている人は新たに掃除機を買った方がいいですね。
集塵機と呼ばれる掃除機は買うべきか
集塵機はDIYに必要ありません。なぜかというと以下が理由↓
- 集塵機がそもそも高いから(集塵機は普通の掃除機より高いので、DIYのためだけに買うのは勿体無い)
- スペースを取りがちから(掃除機のようにコンパクトタイプが少なく、場所をとりやすい。)
- DIYをやめたら必要なくなるから(DIYで机を作ったり、椅子を作ったりとある程度作っていくともうDIYをやめてしまう可能性があります。そうなるとわざわざ買った集塵機が必要なくなり「普通の掃除機でいい…」となってしまいやすい)
DIYをしていると、どんどん便利な道具が欲しくなってしまいがち…。職人歴15年の私も新しい工具をみると欲しくなります。気持ちはすごくわかる…。一旦落ち着いて考えて本当に買って後悔しないかを考えると後で必要なくなってしまうというのは大きなデメリットです。集塵機は買わない方がいいです。買うなら普通の掃除機を買うべきですね♪
どんな掃除機を買うべき?
どんな掃除機を買うべきかは、いくつか押さえておきたいポイントがあります↓
- サイクロンタイプの掃除機(理由は上と同じ)
- 工具メーカーの掃除機(掃除機メーカーのものだと耐久性が悪い可能性があるから。工具メーカーなら頑丈、丈夫ですぐ壊れるような掃除機は作っていないから)
- メーカー保証がしっかりある掃除機(最低でも1年以上の保証が付いたもの)
- ゴミの入れる量が多い掃除機(500ml以上の容量があれば十分ゴミが入る。たくさん入れば入るほど掃除機のモーターに負担をかけにくいから)
- 手入れが簡単な掃除機(フィルター式など手入れが大変な掃除機はおすすめできない)
まとめ
木クズで掃除機が壊れることはまずありません。ただし、粉状のゴミ(MDF板や防火板材)が出る板、材料を使う場合は、壊れる場合があります。DIYだとまず使うことはないとは思いますが…
すでにお持ちの家の掃除機を使うのが心配なら、別で買うことをおすすめします!では!↓