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「丸鋸って軍手をつけたままはダメなの?」
「なんで?」
今回は家具職人歴15年の私が軍手をつけてはいけない理由と対処法を紹介します!
先に結論を言うと、
軍手はぜっっっっったいにつけてはダメです!
単純に怪我をするからです!「ケガってそんな大袈裟なw」と言う人もいるでしょう…
ですが、家具工場で働いている人でも大体1つの工場に1人は指を落としている人がいます…
プロでもけがをするんです。なのでDIYの人は絶対につけて作業をしてはいけません!
解説していきます!安全第一!
軍手をつけたままはNG?
軍手をつけたまま丸鋸を使ってもいいのかと言うとNGです。ダメです。
なぜダメなのかと言うといくつか理由があります↓
- 軍手が巻き込まれると危ないから
- 手の感覚が鈍る(にぶる)から
- 軍手の素材が滑りやすい可能性があるから
- 故障する可能性があるから
軍手が巻き込まれると危ないから
軍手が刃に巻き込まれると危ないです。
指と一緒に巻き込まれると指が切断されることになるんです。丸鋸は基本的に異常を察知して止まる機能はありません。なのでかなり巻き込まれてモーターに負荷がかかりすぎた時にやっと止まります。
なので止まるまで時間がかかるんです。特に軍手は、ゴム製のものもありますが、ゴムは余計に刃に巻き込まれやすいので絶対に軍手をつけながら丸鋸を使ってはいけません
手の感覚が鈍る(にぶる)から
軍手をつけていると手の感覚が鈍ります。手の感覚が鈍るとどうなるのかと言うと危険を察知するコンマ数秒が遅れてしまうんです。
危ない!となってからコンマ数秒が重要。コンマ数秒によって怪我を回避できる可能性があるんです。
そのためにも手の感覚が鈍らないように軍手をつけるのはやめましょう。
軍手の素材が滑りやすい可能性があるから
軍手の素材には、いろんなものがあります。その中でもナイロンを使っている場合があるんです。
ナイロンだと滑りやすく、軍手の中でも手と軍手がスベリ、軍手の外でも丸鋸の持ち手とスベリ、ということになってしまいます。
そうするとキックバックを起きてしまった時にはグッと握ることができず事故につながりますし、
そもそもグッと握ることができないと正確な寸法にカットすることもできません。
なので軍手の素材がそもそも滑りやすい可能性があるから丸鋸に軍手は使わない方がいいですね。
故障する可能性があるから
先ほど上でも書きましたが、丸鋸は基本的に異常を感知してストップする機能はありません。
ということは、軍手が巻き込まれてストップする時にはモーターなどの内部が壊れた状態でストップする可能性があるんです。
makitaの丸鋸などは1部のホームセンターでは修理受付していますが、他のメーカーだと修理受付していない可能性があり、メーカーに直接郵送などかなりめんどくさいことになる可能性が高い…
故障すると、お金と時間を無駄にする可能性があるため軍手の着用はやめましょう。
軍手がダメならどうしたらいい?
「軍手がないと冬場寒くて…」
「持ち手がツルツル滑りやすいから軍手つけたい…」と思う人もいるはず。
対処法としては、以下の通り↓
- そもそも持ち手がゴム製になっている丸鋸を選ぶ
- 持ち手部分にテープ付きのゴムを巻く
そもそも持ち手がゴム製になっている丸鋸を選ぶ
電動丸鋸は安いものだと、持ち手がプラスチックのままのことがあります。makitaやハイコーキ、パナソニックなど大手メーカーのものならゴム製になっています。
DIYなら安いものを買ってプラスチックのままかもしれません。オプションでゴム製にするなんてできないので、安全のためにも買い替えた方がいいでしょう。
持ち手部分にテープ付きのゴムを巻く
持ち手がプラスチック、もしくはゴム製ではあるけどスベリやすい、と言う人は別でテープ付きのゴムを別で巻き付けましょう。滑りにくいものであれば何でもいいのでテニスの持ち手のグリップのものでもOK。滑りにくくできれば軍手をつけなくても素手で十分すべらなくできます。
まとめ
今回は「丸鋸に軍手をつけたまま使っていいか」をテーマに解説しました。
絶対に使ってはいけない!ということでしたね。
軍手だけでなく、引っ越し屋さんなどがつけてるゴム製の手袋も同じで、絶対に使ってはいけません。
軍手に限らず手袋がNGなんです。なのでつけたい気持ちはわかりますが、着用はやめましょう。