今回は、Jackery1000シリーズの”New”と”plus”の共通点”だけ”を書いていきます!
では早速スタート!
音の大きさ
「音ってうるさいの?」
「ブルルルって音が出たりするのかな…」と不安になるひともいるかもしれません。車中泊する人はうるさかったら嫌なはず。
結論をいうと、静かな音です。Jackery1000の”New”と”plus”の音の大きさはどちらも30db(デシベル)くらいです。30db(デシベル)はどのくらいの音かというと、郊外の深夜、鉛筆の書くときくらいの音と言われていて静かな音。30デシベルよりもうるさい40dBでも図書館の中くらいの音と言われるくらいなので気にならない音くらいですね♪
充電の速さ(どちらも1.7時間)
充電速度は速い方が良いに決まっていますよね♪スマホも少しの時間で50%くらいまで充電してくれたら嬉しいもんです。
Jackery1000の”New”と”plus”の充電速度は同じです。どちらも1.7時間で満充電してくれます♪古いタイプの”1000”は7時間くらいかかったそうですが、”New”と”plus”はどちらも1.7時間でフル充電してくれますよ♪
LEDライトあり
”New”と”plus”どちらもLEDライトつき。前面の右上にある”白い丸部分”がLEDライト。キャンプをしている時に、日が落ちるのが予想よりも早くて焚き火する前に暗くなった、なんて時に助かるのがこのLEDライトなんですが、”New”と”plus”で大きさや明るさなど変わることもありません。
”plus”の方がめちゃくちゃ明るい!なんてこともないので、どちらにするか選ぶ基準にしなくて大丈夫。形も大きさも明るさも全く同じLEDです♪
シガーソケットあり
”New”と”plus”どちらもシガーソケットありです。「これって何??」と思う人もいるはず。これは、シガーソケットの部分に挿して充電できるものです。↓
これを丸の穴に挿して、シガーソケットにUSB-Aなどの差し込み口があってスマホを充電できるんです。元々は、このシガーソケットはタバコの火をつけるためのものでした。シガーは日本語でタバコです。今の時代は考えられないですが、昔の人は車でタバコを吸うのが当たり前でした。車にシガーソケットが付いていたんです。シガーソケットにシガーライターというものを挿してタバコに火をつけていたんです。
この部分があることでシガーソケットに、火をつけることができるシガーライターを使えばおそらく火をつけることができます。ですが、基本的にはこのシガーソケットは充電ができる部分なんだなということでわかっておけばOK。”New”と”plus”どちらもシガーソケットは付いているので選ぶ基準にする必要はないでしょう♪
パススルー機能あり
パススルー機能とは、”充電しながら家電を使ってもバッテリーが劣化にくくする機能”のことです。身近な例でいうと、スマホを充電しながらYouTubeを見たり、インスタを見たり、と充電しながら使うとバッテリーが劣化しやすいと聞いたことはありませんか?その劣化を抑える機能のことをパススルー機能と言います。
ポータブル電源をキャンプで使うのであれば関係ありません。なぜかというとポータブル電源を充電しながら使う場面がないからです。家でポータブル電源を充電してキャンプに持っていきますよね。なのでポータブル電源を充電しながら使うという場面がキャンプにはないんです。
じゃーなぜこのような充電しながら使っても劣化しにくいよという機能があるのかというと、ポータブル電源を充電しながら使いたい人が世の中にいるからです。わかりやすい例で言うと、水槽です。何万円もする熱帯魚を飼っていた場合、水槽にブクブクと酸素を送り続けないと魚が死んでしまいます。そうなると急に停電してしまうと魚は死んでしまいますよね。そこで停電してもブクブクが止まらないように家のコンセントにポータブル電源を繋げて、ポータブル電源にブクブクのコンセントを挿して使う、ポータブル電源を充電しながら使うという人が世の中にはいるんです。
もう一度言いますが、キャンプにポータブル電源を使うという人には関係ありません。”New”と”plus”どちらもこの機能はあるでパススルー機能は、気にしなくてOK♪
波形は正弦波
”New”と”plus”どちらも正弦波です。「正弦波ってポータブル電源に関係あるの?」と思われるかもしれませんが、関係あります。
まず正弦波とは、電気の波形のこと。波形は正弦波・矩形波・修正正弦波の3つあります。正弦波は家庭のコンセントで使われているので、ポータブル電源を選ぶ時には”正弦波”のものを選んでおけば大丈夫♪安心して使えます♪矩形波・修正正弦波は、安価にしやすいですが、電化製品が壊れてしまうというデメリットがあるんです。
”New”と”plus”どちらも正弦波。区別しやすいように”純”正弦波と言ったりもしますが同じ正弦波として捉えておいて大丈夫です♪
バッテリーの種類(どちらもリン酸鉄リチウム)
”New”と”plus”どちらもリン酸鉄リチウムイオンバッテリーです。「リチウムイオンは聞いたことがあるけど”リン酸鉄”って聞いたことない」と言う人も多いはず。そもそもポータブル電源には、”リン酸鉄”と”三元系”の2種類があります。
この2つは熱に対する強さが全然違います。”リン酸鉄”が700度に耐えるのにたいして”三元系”は200度くらいにしか耐えません。キャンプでうっかり火の近くに置いてしまっていたら、できる限り耐熱性の高いポータブル電源の方が良いですよね。今の主流は”リン酸鉄”。
”New”と”plus”どちらもリン酸鉄リチウムイオンバッテリー♪安心して使うことができますね♪
バッテリー節約モード(充電を85%に抑えてバッテリーを痛みにくくするモードのこと)
バッテリー節約モードとは、充電するときに85%に抑えるモードのことです。スマホの充電を100%にするとバッテリーに良くない、傷みやすいと聞いたことはありませんか?それと同じです。
バッテリーの寿命を長くするためにこの”バッテリー節約モード”があるんです。”New”と”plus”どちらもこの節約モードつき。
アプリ連携あり
「アプリって必要?いらないでしょ?」と私は思っていましたが、実は結構便利な”アプリ連携”。アプリ連携があることで良いことがあります。
良いこととは、充電具合をスマホで確認できることです。
ソーラーパネルで充電していると、「今どのくらい充電されてるかな」といちいちポータブル電源を見に行くのって面倒に感じることがあります。そんな時にスマホで見れるのは便利。ソーラーだと天気によって充電時間が遅くなりがち。見に行ったら充電あんまりされてなかった…また見にくるか…となると結構ストレスに感じやすいんです。なのでこの充電具合をスマホで確認できるのは便利ですね♪”New”と”plus”どちらもアプリ連携ありです♪
50Hz/60Hz
”New”と”plus”どちらも「50Hz/60Hz対応」です。Hzとはヘルツのことで電気の周波数のこと。
なぜこの「50Hz/60Hz対応」と表記されているのかというと、「日本でもちゃんと使えるよ」ということをアピールしているためです。
そもそも西日本と、東日本でコンセントから流れているヘルツが違います。西日本が60Hzで東日本が50Hz。日本中でも使えるようにと「50Hz/60Hz対応」と書かれているんです。そもそもポータブル電源は海外製のものが多く、海外だとヘルツが違う可能性があります。そうなると「海外のポータブル電源だと日本で使えないんじゃ…50Hz/60Hzじゃないかも…」と思う人が出てくる。だから日本でも使えるようにと「50Hz/60Hz対応」と表記されている。”New”と”plus”どちらも「50Hz/60Hz対応」なので日本の家電がちゃんと使えます♪
UPS機能あり
UPS機能とは、停電の時に役立つ機能のことです。UPS機能は、ポータブル電源をコンセントで充電しながら使っている人に役立つんです。わかりやすい例で言うと、水槽で魚を飼っている人です。上のパススルー機能でも解説しましたが、水槽で魚を飼う時に絶対必要なものが酸素を供給するブクブクです。このブクブクで酸素を供給し続けないと魚は死んでしまいますよね。総額で数万円も魚を買っていたとしたらいきなり停電になってしまうとブクブクが止まってしまいます。そこで役立つのがUPS機能。まずポータブル電源をコンセントにつなぐ→ブクブクのコンセントをポータブル電源につなぐ。そうしておけば急に停電になったとしても自動的にブクブクの電源がスイッチオンの状態のままに保ってくれるんです。そうすることで魚が死なないようにできる。
他の例で言うと、デスクトップパソコンです。デスクトップだと家のコンセントに繋いで使いますよね。ですが停電になると、いきなりデスクトップも電源が落ちてしまうので、データがなくなってしまう可能性があるんです。そこで登場するのがUPS機能。ポータブル電源を家のコンセントに繋いで、デスクトップのコンセントをポータブル電源に繋げる。そうしておけば急な停電時もデスクトップの電源が落ちることはないということ。これがUPS機能です。
バッテリー寿命
バッテリー寿命は、”New”と”plus”どちらも10年間。なぜ10年間なのかというと4000回、フル充電して使えるからです。1日1回ポータブル電源を充電して使ったとすると1年間で365日なので365回。10年間で3650回という計算になります。4000回使えるということでわかりやすく10年間使えるよと公表しています。
キャンプで使うという人は、毎日使うこともないはず。なので10年以上は余裕で使える寿命ですね。
保証期間
保証期間は、”New”と”plus”どちらも最大で5年間です。通常の3年+製品登録で2年の保証なので最大5年間の保証です。
キャンプで使うなら、少し荒く使ってしまうかもしれません。ドンっとふいにおいてしまうこともあるかもしれません。できる限り長く使えるように簡単な製品登録をして最大5年間の保証はつけておきましょう。
NCM制御装置
NCM制御装置は、過放電や過充電を抑える機能のこと。これも”New”と”plus”どちらも付いている機能です。
過放電は、1つ例で言うと「充電が0%に近くなってもエネルギーを使おうとすること」が挙げられます。そもそもバッテリーは0%になると充電できなくなってしまうんです。スマホのバッテリーで言うと、電源が落ちて画面が真っ暗になってもボタンを押せば画面に「バッテリーがないよ」と電池のマークみたいなものが画面に出てきますよね。あれって実は0%になっていないんです。少しだけ充電がある状態で電源が落ちるようにスマホに設定されている。過放電を抑えることでバッテリーを何回も充電できるようにしているということです。
過充電とは、充電が100%になっても充電し続けることです。これがバッテリーに良くないんです。今のバッテリー寿命を伸ばすためにも、100%充電になると自動的に充電が止まるようになっています。
このようにNCM制御装置は、過放電や過充電を抑える機能のこと。よりバッテリーの寿命を長くするためにNCM制御装置があるということです。
充電温度、動作温度
充電温度とは、気温が〇〇度内なら充電できる温度のことです。”New”と”plus”どちらも「0〜45度までの気温」なら充電ができます。家で充電すると人は、よほど寒い部屋や、暑い部屋でない限りは充電することができます。
動作温度とは、気温が〇〇度内ならコンセントとか挿して使える温度のこと。”New”と”plus”どちらも「-10〜45度までの気温」なら使えます。キャンプなら冬の雪が降ってマイナス10度以下にならない限り使えますし、真夏の炎天下でも45度以下なら使えるということです。
”New”と”plus”どちらもこの充電温度と動作温度に差はありません。
ソーラーパネル最大接続枚数(どちらも最大4枚まで接続可能)
ソーラーパネルは”New”と”plus”どちらも最大4枚まで接続可能です。”plus”の方が多く接続できるということもないですね。
まとめ
今回は”New”と”plus”の共通点だけをピックアップして解説しました。比べてみてわかったことは、共通点がめちゃくちゃ多く、違いは少なかったということです。
Jackery1000シリーズで”New”と”plus”は価格差はかなりあるので”New”が断然おすすめですかね♪では!