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「地震が起きる前に対策をしたい」
「家具が倒れたりしないようにするには、どうしたらいい?」
いつ起きるかわからない地震は本当に怖いですよね…
私は阪神淡路大震災を経験し、地震に対しての対策をしてきました。
今回は、地震が起きる前に対策をしたいあなたに向けて対策や耐震グッズなどをまとめておきます。
私は家具職人歴15年なので、家具に取り付ける耐震部品も一緒に紹介していきます!
今回の記事を読むことでわかること
・地震が起きる前の対策方法がわかる
・家具職人だからこそわかる家具の耐震対策
・家具職人が本当におすすめする耐震グッズ
あなたと家族の命を守る。大袈裟かもしれませんが、少しでも安心して毎日を過ごせるように情報をまとめておきました↓
家具の地震対策はどうしたらいい?
地震対策はたくさんあります。
家具職人として15年になりますが、対策だけでなく、耐震グッズ、お客さんのアイデアなど色々学んできたのでその15年分の知識をまとめておきました。
自分の命を守るためにも全ての安全対策をしておきましょう!
重たいものは下に配置する
本棚には重たいものを低い段に置くようにしましょう。
なぜかというと本棚の重心が低くなるので、倒れにくくなるからです
本棚は本以外も置いたりしますよね。フィギュアを置いたり、充電ケーブルを置いたりする人もいます。
上の方の段に、重たい本を置いてしまうと逆に倒れやすい。
なので重たいものは下に配置、置くようにしましょう!
家具と壁との隙間を作らない
家具と壁に隙間があると倒れやすい。
なので家具と壁の隙間はできる限りでいいので、無くすようにしましょう。隙間家具などで検索すると商品もいくつかあります。
隙間を無くせば収納力もアップして地震対策にもなるので一石二鳥♪
頑丈なテーブルを使う
地震対策の1つとして頑丈なテーブルを使う対策があります
なぜ頑丈なテーブルを使うことが対策になるのかというと、圧死の確率を少しでも減らせるためです。
小学校の時に避難訓練で机の下に隠れたことがある人も多いはず。
ですが、机が頑丈でないとそもそも自分の身を守ることができません。石川県の地震で亡くなった方の約40%が圧死。頑丈なテーブルでないと建物が崩れた時にすぐ机が壊れてしまい命を守れなくなります。
家具を15年間作り続けていて思うことは、最近のテーブルは板の厚みが薄くなってきていることです。
普段つかう分には、見た目的にもオシャレで軽くて運びやすいですが、いざ身を守る時には役に立ちません。
少し高い買い物になるかもしれませんが、テーブルは頑丈なものを買いましょう。
おすすめとしては、テーブルの板は1枚板がおすすめ↓
1枚板の場合は、板の厚みが4cm〜7cmくらいと分厚いものが多いので、かなり頑丈。市販の安いテーブルだと板の厚みが2cm〜3cmの場合が多いので倍以上の強度があります。
↑テーブルの脚も上の画像のように鉄製の頑丈なものを選ぶと命を守る可能性がグンっと上がります。
今は見た目を重視して細いテーブル脚が流行り。ですが、安全性を考えると鉄製のより頑丈なものを選ぶ方がいいですね。
おすすめの頑丈な脚をいくつか載せておきます↓
>>サンニード SQアイアンレッグW 2脚 BK テーブル 脚 奥行き64 2個1組 ブラック アイアン パーツ diy SLG2WL-BK
>>TOJOY テーブル脚 テーブル用の足 4本セット 机の足 高さ20cm アイアンレッグ 組合わせフリーテーブル用脚 DIY素材用 鉄脚 アイロン脚 ブラック ネジ付き 滑り防止
「1枚板はちょっと高い…」という人は、テーブルの脚だけでも取り替えることをおすすめします!
>>他のアイアンテーブル脚はこちら
ドアの近くに家具を置かない
なぜドアの近くに家具を置かない方がいいのかというと、
すぐに避難できなくなるかもしれないからです。
ドアの前に家具が倒れてしまったら脱出できないかもしれないんです。
地震によってドアが変形してしまったら、開けることもできなくなります。倒れた家具を起こしている間にドアが変形して開けれなくなったら最悪ですよね。
なのでドアの近くに家具を置かないようにしましょう!どうしても近くに置きたい場合は、突っ張り棒などで倒れないようにしておきましょう。
オーダーで倒れない家具を作ってもらう
倒れて困る家具は、本棚や食器棚などの大型の家具。市販のものは高さが天井につかないように作られているために、どうしても地震の時は倒れてしまいやすい。
そこでおすすめなのが家具屋さんにオーダーで作ってもらうことです。
なぜオーダーで作ってもらうといいのかというと、天井いっぱいまでの家具が出来上がるからです。
天井までの高さで作ってもらうと、そもそも倒れてきません。
「お値段が高くなりそう…」「持ってる本棚を捨てるのは、もったいない…」という人は、本棚の上部分だけ作ってもらうこともできます↓
これなら1から作ってもらうフルオーダーよりも格安にできます。
耐震グッズで、よく売られる突っ張り棒が見た目的に嫌という人におすすめな方法ですね。
コンロのすぐ近くに家具を置かない
家具は木製で作られていることが多いので、コンロの近くには置かないようにしましょう。
家具が倒れたりすると家事の原因にもなります。
今では、都市ガスやLPガスは震度5以上になると自動でシャットアウト、ガスが出ない設計になっていますが、建物の倒壊ぐらい強い地震だと、火事になる可能性もゼロではありません。
少しでも火事になる可能性を低くするためにも、コンロの近くには家具など燃えやすいものは置かないようにしましょう。
ベッドの近くに倒れる家具を置かない
ベッドの近くには、本棚などの倒れてくる家具を置かないようにしましょう。
地震はいつ起こるかわからないため、寝ている時に本棚が倒れてくるかもしれません。
とくに赤ちゃんなど小さなお子さんがいる場合は、そもそも低い本棚にすることも重要です。
家具耐震グッズを使う
転倒防止、家具の扉をロック、耐震マットなどを使って家具を固定すれば、ケガの可能性を大幅に上げることができます。防災グッズは地震対策に必須です!
家具工場でよく取り付けるものも、一緒にまとめてみました↓
突っ張り棒
本棚や食器棚などに使える耐震グッズです。天井とガッチリ固定できるので耐震グッズとしては超優秀♪
工具不要で、届いたらすぐに取り付けることができるのも魅力の1つですね♪
賃貸物件のような壁に穴を開けることができない人におすすめ。
アマゾンサイトのおすすめの突っ張り棒は、27〜35cm、35〜50cm、50〜75cm、65〜100cmと高さ違いが4タイプあります。過去1ヶ月で2000個も売り上げ実績あり♪おすすめです↓
>>家具転倒防止突っ張り棒 はこちら
L金物
L金物は家具と壁を固定できる耐震グッズ。
数も多めに入っているものを選ぶと1つの家具だけでなく、2つ以上の家具を固定できるのでおすすめです♪
アマゾンでは24個入りのものが売られていました↓
>>家具固定L金物はこちら
耐震ラッチ
地震が起きたとき、食器棚などの扉が開かないようにするための耐震グッズです。
家具工場では、よく家具に取り付けます。この商品は揺れを感じると扉ロックする超優れもの♪
普段使っている時は、扉は普通に開け閉めできるんですが、地震の時だけロックするんです…すごい発明品。
過去1ヶ月で200個売れてる耐震グッズ♪おすすめです!
注意点としては、ガラスの扉には取り付けることができないこと。取り付けれるかメーカー詳細を見てから購入するようにしてください♪
>>扉ロックはこちら
転倒防止ベルト
震度7にも耐えることができる転倒防止ベルト♪
これは私もテレビにつけていますが、震度2や3などではびくともしないのでほんとおすすめです♪
友人は転倒防止ベルトをつけておらず、震度4でテレビが倒れてしまい、60インチのテレビの画面が割れたそうです…
弱めの地震からテレビなどの高額商品を守る耐震グッズ♪
>>転倒防止ベルトはこちら
耐震マット
耐震マットは、くっつくことで守る耐震グッズです。(粘着タイプ)
転倒防止ベルトとは違い、ボルトで固定できないものに使えます。
使っている人は、電子レンジに使っていたり、花瓶にも使っている人もいます。透明で、水で洗うことでまた使えるのもグッドポイント♪
>>耐震マットはこちら
キャスターストッパー
テレビボードなどのでキャスター(車輪)が付いている家具があります。
そういったキャスターつきの家具を動かないようにするための耐震グッズです。
キャスターの下に置くことでストッパーの役割をしてくれます♪
地震の時にグラグラと動かれると、上に置いていたテレビも倒れてくるかもしれません。家具だけでなく上に置いたものの落下も防いでくれる♪
>>キャスターストッパーはこちら
定期的にチェックしておこう!
耐震対策や耐震グッズは買って終わりではありません。
定期的にチェックしておかないと、いざというときに意味がなかった…なんてことになりません。
チェックする内容をまとめておきました↓
・突っ張り棒は緩んでいないか
・L金物のネジが家具、壁から外れていないか
・耐震ラッチはちゃんと作動するか
・転倒防止ベルトはちゃんと固定されているか
・耐震マットの粘着力はまだあるか
・耐震対策を忘れてしまっていないか(上記の「重たいものは下に置く」や「コンロの近くに家具を置かない」など)
弱めの地震があった時でも、ネジが緩んだり、外れたりする可能性があります。
定期的にチェックしておきましょう!
まとめ
家具転倒防止対策は、地震の被害を軽減するために重要な対策です。
今回ご紹介した内容を参考に、家具転倒防止対策をしっかりと行いましょう。