【騙されるな】スコヤおすすめは1つのみ!家具職人が解説!直角の作業はこれ1本で十分すぎる!

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「スコヤっていう工具が欲しい!」
「でもどれを選べばいいかわからない…いろいろあるけど結局どれがいいの?!」

今回は、家具職人歴15年の私がオススメするスコヤを解説します!
実はおすすめできるのは1つだけ!

とは言っても、なぜなのかは理由は知りたいはず…
選ぶ基準や、買わない方がいいスコヤも一緒に紹介します♪

スコヤ1本で正確に綺麗にモノづくりができます。
ちなみに私が紹介するスコヤは、もはやスコヤの完成形!

10年以上愛用してきて、全く文句のつけようがないスコヤです!それではスタート!

出っ張っているスコヤを選ぶ

スコヤには、出っ張っているところがあるものを選びましょう!
(そもそも出っ張っていないものは”差し金”さしがねと呼ばれ、別の工具になるんです!amazonサイトなどでも差し金なのに”スコヤ”と表記されているものも多いので注意しましょう!出っ張っていて直角が測れる、見れる工具を”スコヤ”と言います!)

理由はいくつかあります↓
・直角かどうか見やすい
・当てて作業しやすい
・引っ掛けて測りやすい
・引っ掛けて直角の線を引きやすい

直角が見やすい

本棚などの四角い家具を作るとき、直角かどうか見る時があります。
その時に直角かどうかが見やすいです。
なぜかというと自立してくれるから
↓出っ張っている部分によってしっかり立ってくれます↓

↓これにより片方の板に当てながらスッと直角の方の板に当てることがめちゃくちゃやりやすいんです↓

自立してくれないものだとグラグラの状態。これだと直角は正確に見ることができません。

自立して安定してくれるので、ものすごく直角かどうかが見やすいですね。
電動丸ノコの刃が直角かどうか見る時にも見やすい。

当てて作業しやすい

スコヤは当てて作業する場面がいくつかあります。↓
・当てて印をつけやすい
・何cm出てるか見やすい
・何cm出すか

↑メジャーだと正確な位置がつけずらい。鉛筆で印をつけようとしても、グラグラでどうしても正確な位置に印づけできないことがあります。
スコヤは”当てた時にしっかり安定してくれる”だから印づけを正確にしたい!という時にめちゃくちゃやりやすいです。

↑何cm出てるか見る場面は、たくさんあります。電動丸ノコの刃の出し具合やトリマーの刃の出し具合、ミゾを加工をした時に正確に測れているかどうかなど。

↑何cm出てるか見るだけでなく、刃の出し具合を見るときも使えます。メジャーだとグラグラになって何cmもしくはミリ単位で出し具合がどうしても分かりにくい。そういったときにグラグラせず安定して当てて見ることができます

引っ掛けて測りやすい

出っ張っている部分によって、引っ掛けて測りやすい
ちゃんと木材に当てることができるので、寸法が見やすくなります

出っ張っている部分がないと自分の手の感覚に頼りがちになります。
そうするとズレてしまって正確な数字を見ることができなくなります。

引っ掛けて直角の線を書きやすい

ちゃんと木材に当てることができるので、正確な直角の線を書きやすい
出っ張っていない”さしがね”と呼ばれる工具だとうまくできない人も多い
どうしても引っ掛けた時に浮いてしまうので、慣れるまでは”さしがね”で直角な線は書きにくいんです

なので引っ掛けることがしやすい”出っ張っている部分”のあるスコヤを選びましょう

買わない方がいいスコヤ

買わない方がいいスコヤがあります。(※あくまで個人的な意見としてご理解ください)
自分が使ってきた中でもこれは買わない方がいいというスコヤの特徴を紹介します。

・海外製のスコヤ
・黒色のスコヤ
・可動式のスコヤ
・メモリのないスコヤ
・大きすぎるスコヤ
・自由スコヤ

”海外製のスコヤ”はオススメしない

スコヤは海外製のものも多いですが、必ず日本製のものを選びましょう!
なぜかというと”メモリが違うかもしれないから”です。要はズレてるかもしれないんです。

センチやミリがずれている可能性があるんです。
昔、家具工場で後輩が海外製の赤いカッコいいやつを買っていましたが、見事にずれていました…
なので必ず日本のメーカーのスコヤを買うようにしてください!

”黒色のスコヤ”はオススメしない

全体の色が黒色のスコヤは買わない方がいいです。
なぜかというと塗装が剥げて(はげて)いくから。使っていくうちに塗装が剥がれてきます。
全体が黒色のスコヤは数値のメモリが白色で塗装されていることが多い。
そのメモリが黒の塗装が剥がれていくことで見にくくなっていくんです。

本体の色は塗装していないステンレス製のものを選びましょう。

”可動式のスコヤ”はオススメしない

可動式のスコヤとは、アングルルーラーという部分がついたスコヤのことです。
はっきり言います。可動式のスコヤを持っている家具職人は1人も見たことがありません。
スコヤの本来の使い道は”直角を見る工具”
可動式だと使うたび直角かどうかがずれていってしまう可能性があるんです。

可動式のスコヤは”多機能”を売りとしていますが、スコヤとしての本来の使い道としてはオススメできません。
もちろん「大工さんになる予定!」「先輩がいるって言ってた!」という人は買いましょう♪
>>可動式のスコヤを見てみる

”メモリのないスコヤ”はオススメしない

そもそもメモリのないスコヤは機能が少ない
上にも書いた通り、メモリがあることで鉛筆で印がつけれたり、電動丸ノコの刃の出し具合を見ることができたりという機能がない

メモリがないものを買うと、また別で目盛り付きのスコヤが欲しくなります。お金がかかってしまうことになるんです。なので目盛りがないスコヤは買わない方がいいですね。

”45度あり”のスコヤはオススメしない

スコヤには、直角と45度ありのスコヤがあります。
「45度もあった方が、いいんじゃない?」と思うかもしれませんが、必要ありません
なぜかというと45度は使う機会がないからです。

はっきり言います。45度で切ることはあるでしょうか?
家具だと”写真立て”のような小物であったり、引き出しの箱を斜めで組み立てたりです。
本当にそんな作り方を自分でやりますか?ほとんどの人が「たぶんしない」と答えると思います。

工具を買うときに必要な考え方があります。それは1度しかやらないために工具は買わない方がいいということです。
(実際私も1度しか使わない50000円もする工具を買って、それ以降使わなくなりました…。欲しい気持ちグッと堪えてください。”本当にこの先もそれを使うか”一度考えてから購入するか決めましょう)

もちろん必要であれば45度付きのスコヤを買うべき。大工さんになる予定の人は先輩に聞いてみる、DIYの人、家具職人を目指す人は、本当に必要ないので買わない方がいいですね。
>>45度ありスコヤを見てみる

”大きすぎるスコヤ”はオススメしない

大きすぎるスコヤはおすすめできません。理由はいくつかあります。
工具箱のスペースを取りすぎる
(DIYの人は工具箱はそこまで大きなものは買わないはず。スペースを取りすぎてスコヤを取り出す時に他の工具を引っ掛けてしまったり、かといって上に乗せるようにすると、下にある工具を取り出す時にいちいちスコヤを取り出さないといけない手間がかかります。理想は15cmくらいのスコヤ。これくらいの大きさのスコヤがスペースもそこまで取らないですし、取り出しやすく工具箱に入れやすいです)
直角作業が大きすぎてやりにくい
(スコヤの役割として、直角に線を引いたり、直角に当てて印づけをしたりすることがあります。この時に大きすぎると傾いて(かたむいて)しまったり、手で押さえるときにズレたり手が疲れたりします。大きすぎるスコヤ自体重いんです。作業のやりやすさ的にも大きすぎるスコヤは選ばない方がいいですね)

”自由スコヤ”はおすすめしない

はっきり言いますが無駄。持ってる人は見たことがないです。
自由スコヤは、さまざまな形に変形できるのでタイル屋さんが使ったりします。
タイルを切る時に変形させて、うまくハマるようにするために使ったりします。

そんな場面は、家をフルリフォームする人か、これからタイル屋さんとして働く人のみ。
DIYや家具職人を目指す人は全く必要ありません。
現場で大工さんの工具を見せてもらうことがちょくちょくあります。大工さんですら持っている人は見かけたことはないですかね。
>>自由スコヤを見てみる

家具職人がガチでおすすめするスコヤ

本当におすすめするスコヤは、
シンワ社のスコヤです!

このスコヤの良さ、おすすめポイントを紹介すると↓
安心の日本製
(メモリズレ無し、耐久性バッチリ、一度買ったら買い直すことはない。私も15年以上愛用してます)
amazonで過去1ヶ月で500個以上売れている
(この他のスコヤは売れている数すら表示されていない。おそらく全然売れてない)
ステンレス製で錆びない
(15年以上使っていますが、全く錆びていません。)
ちょうどいい大きさで作業ラクラク
(15cmと手のひらサイズなのがちょうどいい。直角を見る、直角に当てて印づけ、直角に当てて”けがく”などなどスコヤ本来の作業がサクサク、ラクラクにできるサイズ感)
表裏、外側、内側に目盛りあり
(そもそもメモリがなかったりするスコヤも多い中、表裏、外側内側にメモリがしっかりとある。そこまで必要?と思うかもしれませんが必要です。ひっくり返して使う時もあれば、外側で寸法を見る時もあれば、内側で寸法を見る時もあります。こういった時に、メモリがないと他の工具を買い足さないといけなくなります。なのでこの表裏、外側内側にちゃんとメモリがあるというのは本当にありがたい)

>>家具職人歴15年が愛用しているスコヤはこちら!

まとめ

本当におすすめできるスコヤは、シンワのスコヤのみです!
家具工場で10年修行、独立してから5年立ちます。工場で家具職人の持っているスコヤはこれのみ。

絶対に買って後悔しません!
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