DIYで理想の机を作る!おすすめのテーブル脚の選び方を紹介説♪家具職人歴15年が解説します!
「市販の机はどれも同じで、個性がない…」
「自分の部屋にぴったり合った机を作りたい…」
「DIYで机を作りたいけど、どんな脚を選べばいいかわからない…」
そう思う方も多いのではないでしょうか?
実は、テーブル脚はDIYで机を作る上で最も重要な要素の一つなんです!
この記事では、DIYで机を作る際に、理想の机に仕上げるためのテーブル脚の選び方について徹底解説します。
ヘアピンレッグ
上の画像のように、細い鉄製の棒状の脚のことをヘアピンレッグ脚と言います♪
ヘアピンレッグの特徴
特徴はシンプルな棒状の脚になっていることです。ここ数年でDIYテーブルで人気が高まっています。
鉄製、スチール製、ステンレス製なので頑丈。
ヘアピンレッグのメリット
- 金属製なので、見た目がシュッと軽さを感じるデザインにできる
- 軽い(金属で強度があるので、見た目を細くできる)
- DIY初心者でも比較的簡単に取り付けられる
- テーブルの板を木にすると、金属と木の対比で板が映えて見える
ヘアピンレッグのデメリット
- ビス固定だと、板から突き抜けてしまうことがある
- 安定性が悪いことがある
- 重いものを置くと脚が曲がる可能性がある
- 床との設置面積が小さいので、床が凹んでしまうかもしれない
まとめ
ヘアピンレッグは、シンプルでスタイリッシュなテーブルを作りたい方におすすめです。ただし、天板の厚みや重量など、設置条件によっては注意が必要です。
ヘアピンレッグを使って、あなただけのオリジナルテーブルを作ってみてください!
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テーパー脚
テーパー脚の特徴
この脚の特徴は、上部が太く、下部に向かって細くなっていることです。鉄製、木製関係なく細くなっていること自体をテーパーと呼びます。
テーパー脚のメリット
- 上部が太いので、安定性がある(板との接地面が大きくなるため)
- すっきりな見た目 下部に行くにつれて、細くなっていくのでスッキリした見た目になります
- 軽い 細くなっていくので、通常の脚より軽い♪強度的に大丈夫?と思う人もいるかとは思いますが、上部は太いので全く問題ありません。
テーパー脚のデメリット
- 値段が高くなることがある: テーパー脚は、細くなっていくので、加工代がかかります。なので他の脚に比べて価格が高い場合があります。
まとめ
テーパー脚は、スタイリッシュなデザインと安定性を兼ね備えた脚です。ただし、価格や加工の難易度など、デメリットもあります。
テーパー脚を選ぶ際には、以下のポイントを考慮しましょう。
- 予算
- 加工の難易度
- 強度
これらのポイントを参考に、理想のテーブルにぴったりの脚を見つけてください。
ボックス脚
ボックス脚の特徴
ボックス脚とは、四角形のフレームで作られた脚のことです。(小さな本棚形状のものもある。)
ボックス脚のメリット
- 収納スペース: ボックス脚の中には、収納スペースを設けることができる。
- 上部: ボックスで作ることで、天板の板との接地面が大きい。なので通常の脚よりも強度がずば抜けて高い
ボックス脚のデメリット
- 価格: 作る場合は、板が必要になるので、材料費がかかりやすい。4本脚よりも高くなる場合が多い
- デザイン:通常の脚よりもボテっとして見える
- 重い: 板が多くなるので、重くなりやすい(その分、頑丈にはなる)
- 足元が狭くなる: ボックス脚は、通常の4本脚よりも大きくなるので、足元のスペースが小さくなってしまう。その分大きくテーブルを作る必要がある
まとめ
ボックス脚は、モダンな雰囲気と収納スペースを兼ね備えた脚です。ただし、価格や重量など、デメリットもあります。
脚を選ぶ時のポイント
テーブルの種類によってポイントがある!
ダイニングテーブルの場合
家族で使うことが多いので、安定性と脚の強度が強いものを選びましょう。
かといって大きすぎる脚を選ぶと椅子のスペースがなくなります。椅子4脚がすっぽり入ることを考慮しておきましょう。
勉強机の場合
ボックス脚がおすすめ。なぜかというと収納を確保できるからです。
もちろんデザイン重視でヘアピンレッグなどのオシャレですっきりしたものを選んでもいいでしょう♪
ローテーブルの場合(こたつなど)
高さに注意しましょう。だいたい板の上までで総高さが36センチくらいが理想です。
なので天板の板の厚みが3センチなら33センチくらいのものを選びましょう。
もともと自分が使っているものがあるのであれば、実際に測ってから高さを決めて買うようにしましょう。
脚は高さ調整できると便利
売られているテーブル脚は高さ調整ができる脚とできない脚があります!
赤い矢印の部分をクルクル回すと高さの調整ができます!
いざ購入してみたものの「ちょっと高い」というときは、低くすることができた方がいいです。
買ってから1週間以内ならクーリングオフで返品できますが、めんどくさい…
なので後で微調整できる方がいいので、高さ調整できるものを選ぶとグッド♪
ちなみに高さ調整ができるということは、ガタつきも直せるということです♪
デザイン
大きく分けると、「木製」か「鉄製」の2つに分かれます。
床はフローリングという人が多いので、木製を選ぶと、せっかくの天板が映えないということになりかねません(もちろん木がいいという人は木製を選びましょう)
鉄製(アイアン)を選ぶと、フローリングとの境目ができるので、より天板が映えます。デザインの手法で”対比”というデザインのやり方あります。木と鉄を対比させることで、より木が美しく見えやすくなります。
まとめ
DIYで脚を作るのはなかなか難しいという人は、買うのも一つの手段です♪
初めてDIYする人は、ケガをするかもしれませんので注意しながらモノづくりを楽しんでくださいね♪